集客力は通常サイトの3倍!
読了予測:12分41秒
多くのサイト制作会社はSEOができると言っていますが、本当でしょうか?
SEOができると言っても会社によってスキルの差はないのでしょうか?
結論から申し上げますと、SEOのスキルは会社によって雲泥の差があると言えます。SEOスキルの低い会社を選んでしまわないためにも、2つの大切なポイントについて抑えておくべきだと思います。
カンタン更新!格安ホームページ制作(レスポンシブ対応)ならSEOに強いアレグレットのCMSです。
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多くのサイト制作会社はSEOができると言っていますが、本当でしょうか?
SEOができると言っても会社によってスキルの差はないのでしょうか?
結論から申し上げますと、SEOのスキルは会社によって雲泥の差があると言えます。SEOスキルの低い会社を選んでしまわないためにも、2つの大切なポイントについて抑えておくべきだと思います。
AI(人工知能)の入っているGoogleに人は勝てるか?現在、GoogleにはAI(人工知能)が搭載されています。
2017年春、将棋界の最高位、佐藤天彦名人と人工知能PONANZAが激突した電王戦2番勝負、PONANZAが勝利を収めました。PONANZAは対戦前、PONANZA同士、つまり人工知能同士で700万回対局し、究極の学習をした上で佐藤名人に挑んでいたのです。
チェス、将棋、碁とすべてにおいてAIがプロに勝っている時代。同じくAIが搭載されたGoogleにSEOで勝てるのでしょうか?
旧来のSEOはもう終わっている?正直、もう旧来のSEOの時代は終わっていると言っても過言ではありません。
まず、そもそもSEOが求められる真の目的は何でしょうか?
SEOが求められている真の目的は、狙ったキーワードを上位表示させることではなく、サイトに多くのお客様を集客し、お問合せを獲得することのはずです。
狙ったキーワードでトップ10に入っていてお客様が来ないサイトよりも、トップ10に入らずとも多くのお客様が来るサイトの方が明らかに優れていると言えます。
ユーザの検索慣れによってSEOキーワードを絞り込むことが困難に?実は最近、ユーザに検索慣れが起きています。
検索慣れとは、「歯医者」といった一語ではなく、「歯医者 札幌」といった二語、「歯医者 札幌 夜間」といった三語のように、検索窓に入力されるキーワードの数が増えていることを言います。
この検索慣れが起きた結果、どういったキーワードで検索してくるのかがわかりにくくなっており、SEOキーワードを絞れないということが発生しています。
今の時代のSEOはキーワードを絞らないロングテールSEOが主流?そのため、キーワードを絞らず、さまざまなキーワードで集客ができる「ロングテールSEO」が昨今流行っているのです。
このロングテールSEOは、旧来のSEOと手法がまったく異なります。
旧来のSEOの象徴、バックリンクとは?旧来のSEOは、バックリンクと呼ばれる手法で外部からリンクを張り、Googleの特許でもあるPageRankを意図的にあげて検索上位に表示させていました。
評価の高いホームページはほかのサイトからも紹介されることが多く、結果的にたくさんのリンクを受けるため、そういったサイトをGoogleは評価していたのです。
しかし、このバックリンクの仕組みはヤラセでもできるため、多くのSEO会社がその手法を使って無理矢理上位表示をさせていました。
バックリンクの終焉現在はどうでしょうか?「ホームページ制作」や前述の「歯医者」などのキーワードで検索をしてみると、昔上位にいた会社はことごとく消えています。
つまり、ヤラセで張られたバックリンクはAIによってほとんど見破られる時代となり、上位に表示されにくくなったのです。
それでは、なぜAIは「これはヤラセのバックリンクである」「ヤラセではないバックリンクである」などがわかるのでしょうか?
AI(人工知能)はSearch Consoleに?それは、GoogleのSearch ConsoleにもAIが入っているからだと我々は考えております。
現在Googleは、有料リンクや品質に関するガイドラインに違反したバックリンクに強烈なマイナス評価を与えています。
つまり、ガイドラインに違反したバックリンクを張っているのが見つかると、大幅に順位が下がるのです。
順位が下がって、ガイドライン違反に心当たりのあるサイトオーナーは、その違反したバックリンクを前述のSearch Consoleから「このバックリンクはなかったことにしてくれ!」と否認する申請ができるようになっています。
Googleに「これはガイドライン違反だ」と認識されていたバックリンクが否認申請されると、きちんと順位は戻ります。
しかしさすがはGoogle。どのリンクがガイドラインに違反しているかをサイト側には伝えないため、サイトオーナーは心当たりのあるリンクについてすべて否認申請をせざるを得ません。そこにAIが入っていたらどうなるでしょうか?
世界中から集まっているガイドライン違反のバックリンクがどういったものなのかを、ものすごいスピードでAIが学んでいくことができます。
そうして学んだAIに、我々がバックリンクで上位表示を試みたところで、上位に来るようなことが起きるでしょうか?
現時点ではほぼ不可能といっても過言ではないと思います。
SEOスキルの低い会社を選ばないための1つ目のポイントは?従って、SEOができると言っている会社のSEOがガイドライン違反であるバックリンクを指しているのであれば、ペナルティを食らう可能性が十分にあります。今後はそういった会社を避けた方がよいかもしれません。
これが最初に抑えておくポイントの1つ目です。
これからのSEOは基本を忠実に守る?SEOはもう終わったのか?そんなことはありません。
ガイドライン違反のバックリンクをして上位表示させるのではなく、SEOの基本を忠実に守ってサイト制作を行い、ロングテールSEOで多くのお客様をサイトに集客することが、今、最も効果的であり、求められているのです。
SEOの基本、それは「検索エンジン最適化スターターガイド」SEOの基本を忠実に守るとはどういったことでしょうか?一番わかりやすいのは、Googleが提供しているSEOガイドラインです。正確には、「検索エンジン最適化スターターガイド」というドキュメント。これに準拠したホームページを作っていくことが、基本を忠実に守ることにつながります。
「検索エンジン最適化スターターガイド」はGoogleで検索をすればでてきます。
このドキュメントの冒頭に、「Google でサイトが自動的に掲載順位 1 位になるための秘訣は(残念ながら)ご紹介していませんが、このガイドで示すおすすめの方法を取り入れると、検索エンジンがより容易にあなたのコンテンツをクロールし、インデックスに登録し、把握できるようになることを期待できます。」と記載があるように、これに準拠してサイトを制作することが非常に大切だと言えるのです。
基本すら守られていない実態しかし、このSEOガイドラインに準拠したサイト制作ができている会社はかなり少ない状況です。
対応していないのは、技術不足なのか、もしくは手間がかかるといった理由なのか、そのあたりはよくわかりませんが、このSEOガイドラインに準拠していないサイト制作会社が多いにもかかわらず、「SEOに対応している」と言っている制作会社が多いのには驚いてしまいます。
SEOスキルの低い会社を選ばないための2つ目のポイントは?発注時、サイト制作会社に「検索エンジン最適化スターターガイド」に準拠して納品をしてくれるかを聞いてみるとよいと思います。
これが失敗しないための2つ目のポイントです。
2つのチェックすべきポイント以外にPageRankをアップさせるための施策とは?それでは、SEOガイドラインに対応さえすればよいのでしょうか?我々はそうは思っておりません。SEOガイドラインに対応することは、最低限のレベルです。
SEOは、SEOガイドライン以外にも対応しなければならないことが多数あります。もちろん、wwwありやwwwなしで同じホームページが表示されている状況であれば、本来、wwwありのドメインに統一するなど、正規化が必要です。
しかし現在は、そこまでしなくてもGoogleがきちんと理解してくれています。Googleがサポートしたからやらなくてもよい、ということではなく、正規化はSEOの基本として抑えておくべき部分です。
このように、SEOガイドライン以外にも対応すべきことは多数あるわけですが、その中でも我々は、Googleの特許技術であるPageRank、それを増大させるサイト制作をした方がよいと思っております。
本内容は昔流行ったPageRankスカルプティングとは違いますなお本件は、以前SEO業界でも大きな議論となった、PageRankを相手先に渡さないnofollow属性を使って意図的にPageRankを高くしたり低くしたりする手法、PageRankスカルプティングとは異なります。
SEOは一時的な流行りではなく、普遍的な部分を追求すべきだと我々は思っております。
Googleの特許、PageRankの計算式について実は同じページ数であっても、ページの構成次第でPageRankが大きく変化することがわかっています。PageRankを求める数式は下記のとおりです。
PR(A) = (1-d) + d (PR(T1)/C(T1) + ... + PR(Tn)/C(Tn)) (d=0.85で計算)
詳しくは、下記のサイト(英語)をご覧ください。
http://www.sirgroane.net/google-page-rank/
この計算式によると、8ページのホームページで下記のようにリンクしたと仮定すると、平均PageRankは0.378となります。
一方、同じく8ページで下記のようにリンクしたと仮定すると、平均PageRankは1.0にまで跳ね上がります。更に、トップページのPageRankは3.35にもなるのです。
PageRankの計算式からわかる非常に重要なこと下層ページからトップページへリンクを戻すことでPageRankが増大するのであれば、こんな対応は簡単だと思うかもしれませんが、それは違います。大切なのは、2階層目のPageRankが1.1と、平均値の1.0を上回っていることです。
なぜ上回っているのか...。それは、3階層目のPageRankが0.34と非常に低いのですが、これらのページのパワーが1階層目、2階層目を支えているからです。つまり、評価が低くてもよいページをあえて作り、それらのページが上層ページを支えることができれば...。そうです。飛躍的に上層ページのPageRankが上がるのです。
上層ページのPageRankが上がりやすい構造はブログサイト下層ページが上層ページを支えることを実現できているサイトがあります。それはブログです。ブログは、1つの記事の投稿で、一番新しい記事であればそのブログのトップページに、更には属しているカテゴリのページやブログを書いたその月のページ、そしてその日のページ、最後にその記事自身のページと、非常に多くのページを自動生成します。
その記事自身のページが最下層のページとなり、上層ページを支えています。
つまり、ページの大量作成が内部のリンクを複雑にし、上位層のページのPageRankを上げ、結果的に集客力が高くなるのです。昔も今も「ブログの集客効果は高い」と言われるのは、こうした理論的な裏付けがあるからです。
ブログの類似コンテンツは考慮しなくてもよいのか?このような話をすると、同じ記事が大量にできて類似コンテンツを大量に発生させ、レスポンシブでマルチデバイス対応に書いてある話と食い違っている!と言われるかもしれません。
しかし、これらの大量発生しているページをGoogleが類似コンテンツだと認識し、マイナス評価を与えることがあるでしょうか?
絶対にありません。ブログを書いたその月のページは非常に便利なページです。一気にその月に書いたブログを一覧にして見ることができるからです。そのような便利なページを類似コンテンツとしてGoogleがマイナス評価することはあり得ないのです。
もしこのようなことが起きると、世界中のブログがマイナス評価となり、それこそGoogleの検索の信頼性が著しく失われる事態となるのです。
企業のホームページにブログの特徴を活かす?企業のホームページは、ブログとは全く構造が異なるため、ブログのように記事を大量に出すことができません。
たとえば下記のようなホームページの場合、ページ数はどのくらいあるでしょうか?それは、フッターにあるメニューの数(トップページ以外)を数えればよいので簡単に計算できます。全部で17ページです。
我々のミラクルCMSは、ブログの良さをコーポレートサイトにも入れたことで、Googleが認識しているページ数(注)は、2022年1月時点で、87件と、5倍以上にもなっているのです。
注:Googleが認識しているページ数を調べるには、siteコマンドを使います。下記をクリックしてみてください。
site:http://www.dekon.jp/
Googleが認識しているページ数がわかると思います。尚、2021年9月以降、このインデキシングの部分に大きなアルゴリズム変更が実施されております。コンテンツ量が少ないとインデキシングがされにくくなっているようです。つまりコンテンツ量が少ないと意味のないページだとGoogleは認識するようになりました。
よってこのサイトもそうですが、文章量を増やす工夫はこれから非常に重要だと思われます。
ブログの強みを取り込んだコーポレートサイトの誕生!見た目は全くブログに見えないミラクルCMSのホームページですが、
・5倍のページ数が出力された結果、下層ページが上層ページのPageRankを押し上げてくれます。
・ページ数が5倍となり、それらのページもバラバラにSEO対策をした状態でHTML出力すると、非常にロングテールSEOも効き始めます。
その結果、平均値ではありますが、約3倍の集客力(注)を持つサイトができあがります。
注:弊社調査(リニューアル前とリニューアル後3ヶ月目で比較)
まとめなかなかここまで考えてサイト制作をしているところは少ないと思いますが、SEOができるというレベルは、弊社としてはここまでのこだわりを持ってはじめて言えるのではないかと考えております。
なお、ここまでのPageRankを上げる仕組みはなくとも、サイト制作会社にガイドライン違反をしたバックリンクは行っていないか、またサイト制作を発注する際には、「検索エンジン最適化スターターガイド」に準拠しているかは確認をされた方がよいと思います。
参考になれば幸いです。
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