ホームページのテンプレートを提供している会社は制作会社ではない!?

有料でホームページテンプレートを提供する会社の苦悩ホームページテンプレートWordPressをはじめとした無料のテンプレートと戦うため、有料でテンプレートを提供しているホームページ制作会社(※)は正直、大変だと思います。

テンプレートを提供しているホームページ制作会社は、出来上がったホームページデザインをお客様に選んでいただく形になるため、制作作業がほとんどありません。ホームページ制作会社というよりホームページテンプレート提供会社という表現が正しいかと思います。

ホームページテンプレート提供会社は、有料でテンプレートを買ってもらうため、安価に見せるための工夫がなければ、今の時代なかなか売れません。

そのため、さまざまな内容が初期費用に含まれていると記載し、お客様を説得しています。

たとえば、事前ヒアリング、競合分析、ホームページの方針提案、SEO対策といったコンサルティング、更には数ページ程度の制作(弊社は10ページまで)、文章作成代行は数ページ、お問合せフォームも数個までOK(弊社はお問合せフォームも10ページのうちの1ページとして換算するため10個までOK)で弊社同様49,800円!といった形で、いかにもたくさんの内容をやってくれるように見せているところもあります。

弊社の場合、文章作成代行は含まれておりませんが、これらの一連の作業はサイト制作をする上では当然必要な部分で、どこの会社でもやっている内容です。

文章作成代行を初期費用に入れていない理由ちなみに弊社が文章作成代行を入れていない理由は、その事業をやったことがないライターが書く文章と、実際に事業をしている方々が書く文章では、実際に事業をしている方々のほうが臨場感も伝わり、正直、ライターでは太刀打ちできないからです。

お問合せを獲得していくためには、文章(コンテンツ)が命です。いくらお問合せにつながるデザインや集客できる構造のホームページであっても、実際にお問合せにつながるかどうかは中身のコンテンツ次第です。命となる文章を事業者本人以外が書くのはナンセンスだと考えており、弊社では初期費用に入れていないのです。

1文字1円で書いてくれるフリーランスそれでも書きたくない場合は、ライターに依頼すればよいと我々は考えております。ランサーズ(http://www.lancers.jp/)のようなところには多くのフリーライターが仕事を待っています。

見ると驚くと思いますが、1文字1円がザラにあります。結構ボリュームのある800文字ぐらいの文章であっても800円となるのです。

800文字のページを3ページ依頼したとしても、たったの2,400円です。繰り返しますが、弊社は事業者本人が書く方がベストだと考えておりますが、どうしても書くのが苦手だという場合は、ランサーズのようなサービスを利用するとよいかもしれません。

さて、話を戻します。

弊社の場合、49,800円で9万円もする世界標準CMS Movable Typeを使用し、10ページまでの制作、オリジナルデザイン、レスポンシブデザインも含まれているため、お客様から本当に大丈夫なの?と言われることが多々あります。正直、49,800円では納品時は大赤字ですから、その不安を持たれるのは当然だと思います。