ホームページのデザインが格好いい、素敵に見える最大の要素とは?

ホームページデザインを格好良くするために必要な2つの秘訣さて、熟練工のデザイナーがいて、チェックリストがあることによって、素晴らしいホームページデザインが100%できるかと言いますと、実はそうでもないのです。

わかりやすい例でご説明しましょう。

下記のホームページをご覧ください。ある民宿のホームページです。どちらが格好いい、素敵に見えるホームページでしょうか?

旧ホームページ新ホームページ

明らかに右の方(スマホでは下の方)だと思います。ちなみにホームページの横幅は左も右も全く同じで、右側にメニューがあるタイプの2カラム構造です。

実は、この2つのホームページのデザイン、見栄えに大きな差がありますが、異なる部分はたったの2つしかありません。

インパクトのあるトップ画像は非常に重要1つ目は、トップの画像が横にインパクトある形で表示されているかどうかです。つまりデザインは、このトップ画像のインパクトによって見栄えが大きく異なることがわかります。

画像クオリティも非常に重要2つ目の違いは、画像の違いです。よく見ていただきたいのですが、

旧ホームページトップ画像
新ホームページトップ画像

トップ画像に使われている写真素材は、上が海の写真、料理の写真、大漁旗の3種類、下の写真は海の写真と料理の写真とほぼ同じです。

ただし上の写真は海がメインで、下の写真は料理がメインで写っています。上の写真は当時、料理の写真のクオリティが低く、拡大して使えなかったため、海の写真を大きくせざるを得ませんでした。

しかしリニューアルの際、大きな料理の写真を送っていただけたため、迫力のある形で表現ができたのです。

つまり、ホームページを格好よく、素敵なデザインにするためには、トップ画像を迫力ある形で表現することと、そこに使う写真素材のクオリティが大変重要なのです。

どんなに優秀な熟練工デザイナーであっても、写真素材が悪いとデザインクオリティが高くはならないのです。

法曹界のホームページデザインの問題は素材!?法曹界のホームページデザインの問題は素材!?民宿のように、お料理や民宿の外観、そして宿泊する室内といった、写真対象がたくさんある業界はよいのですが、法曹界のように写す対象の少ない業種はどうしてもホームページのデザインがイマイチになりがちです。

法曹界は写真を写す対象が、弁護士の先生やその事務所、ビルの外観といったものしかありません。ビルが古く、事務所も書類が山積みで狭い、更には先生自身がホームページに出たくないとなると、すべて市販の写真(レンポジ)を使わざるを得ません。

レンポジだけのホームページデザインだとどうなるか?レンポジだけを使って弁護士事務所のホームページを作るのを想像してみてください。オフィスの写真も使えないので、非常に表現が限られてしまい、どうしても格好いい、素敵なデザインに見えないものができてしまうのです。

一度、「弁護士事務所」と検索してトップ10に入っているサイトをご覧ください。弁護士自身が出ているホームページデザインが多いことがわかると思います。

実はレンポジ写真は少ない方が格好いいという事実つまり極力レンポジを使わずホームページデザインを作ることができるように、クオリティの高い写真をたくさん準備することが重要です。